おはようございます。
商売って、差異をつくることです。
27年前に、日本の人件費と中国の人件費の差異は、とても大きかった。
そこに差異があった。
だから、それは商売(ビジネス)になりました。
どこに、どんな差異があるか見つけることが、
商売(ビジネス)の原点と言ってもいいでしょう。
つまり差異とは、価値でもあって、差異を見つけたり、差異を作り出すことが、
利潤の源泉なわけ。
この利潤の源泉の差異は、
商売すること、ビジネスにすることで、徐々に平準化され、
徐々に利潤を産まなくなります。
ビジネスによって、もともとあった差異は、平準化、無化されていきます。
現在では、日本と中国の人件費の差異も、かなり縮まって来ています。
ということは、その差異は、商売になりにくくなっているということですね。
という具合に、ビジネスの源泉は、差異にあるとすると、
インデップも、どういう差異=違いを作っていこうとするのかが、
戦略ということになると思います。
昨日は、各ブランドの商品説明会でした。
各ブランド、それぞれに工夫して、楽しくワクワクするプレゼンでした。
各ブランドが、コンセプトを明確にして、
どの方向で、差異を作ろうとしているのか?
具体的には、どういう違いをお客様に、訴えたいのか?
ということが様々に伝わりましたね。
素材の違い
機能性の違い
デザインの違い
品揃えの違い
などなどたくさんの工夫が見られて、
あとはお客様へどう伝えるか?
どう実際の売り場に展開してもらえるか?ですね。
全体、差異の見せ方、表現が進化していて感心しました。
中でも、イソライネの「違い」の伝え方は、独特で面白かったです。
特に、「イソライネらしく」とか「イソライネの世界観」という言葉が
かなりでてましたが、
実際、世界観という差異は、他社が真似しにくく、平準化されにくいものです。
このような価値づくりに挑戦していきたいですね。
展示会が始まりますが、楽しんで頑張りましょう!