おはようございます。
東京で、デザインシンキングの勉強会でした。
そこで、事業の目的の話になりました。
なぜ、その事業をしたいのか?という本質を「インサイト」と言うと。
インサイトって、理念やヴィジョンのようだけど、
理念などの元になる思いです。
インサイトをもてている人ともててない人では、
全てが違って来ます。まさに志の元ですから。
インサイトを獲得するためには、能動的共感(empathize)
が必要です。シンパシー(受動的共感)ではなく。
(想像の中で目の前にいる人の苦しみがわかるbyアダムスミス)
ある鍼灸院を経営する野口さんと話しました。
自分がお客様の中でも、お母さんを笑顔にしたいと思うのは、
自分が子供の時、強くそれを願っていたから。
でも、お母さんはいつもイライラしていた。
自分はお母さんを笑顔にできなかった。
その後お母さんは家を出てしまった。
お母さんがイライラしていたこと。
笑顔にできなかったことは、自分のせいだと思って生きてきた。
野口さんは、自己承認できないことに苦しんでいます。
お母さんも苦しかったけど、息子も50歳になっても
苦しんでいるのです。
野口さん親子は特別じゃなく、
お母さんと子供の関係とは、少なからず同じ構図です。私もです。
自分を承認できない人が世の中たくさんいるのです。元お母さん、
元息子、元娘・・・。
テトテテがお母さんを笑顔にできるのかというと、
もちろん、簡単じゃない。でも一瞬でも、少しだけでも、
お母さんに笑顔になってもらいたいと言うのは、すべての子どもたちの
1番の願いです。
微力かもしれないけど、その志をもって、今日1日の仕事に向かうことが
大切なのではないでしょうか。
今日も楽しんで頑張りましょう!