MDの仕事

おはようございます。

十数年ぶりにMDをしています。
パシバレシバ。
低価格の定番ルームウェアは、インデップがやるべきだと
思って、参入しています。

私は、27歳で、ものづくりをやらせてもらうようになって、
たくさん工場を見に行ったりしました。
ニット、カット、ガーメントを中国・インドで作りましたが、
全て、後任にまかせていきました。

そして、十数年ぶりにMDをやってみて、
やっぱり、ものづくりは面白いなあと思う一方で、
ものづくりは難しいと日々感じながら仕事を進めています。

きっとものづくりの担当者は、同じ気持ちだろうと思いますが、
この仕事について、整理してみたいと思います。

 

モチベーションの源泉

 

やはり、第一には、世の中にないものを作っているという実感。

我々にしかできないことをやっている。

だから、
・ 消費者に、喜んでもらえるはずだと思える
・ お客様に貢献できるはずだと思える
・ 営業マンの貢献に、貢献できるはずと思える

やりがいのあがる瞬間は、

・ 期待通りのサンプルが届いた時
・ 営業マンからの売れたという報告
・ 売場で売れていると聞いた時
・ バイヤーの評価  などなど

・ 新たな素材、新たなグループ、などで可能性が見えた時

 

目の前がくらくなる時

 

目の前が真っ暗になって、モチベーションが地に落ちる瞬間が
仕事をしていると時々ありますね。

原価が上がって、来年はもう作れないという事実を
突きつけられる時。

生産がスムーズに進まず、納期遅れを起こして、
営業マン、お客様に大きな迷惑をかけてしまうとわかった瞬間。

商談で、バイヤーから酷評された時。
思うように売れず、在庫を抱えて、次に何を作ったらいいか
途方に暮れる時。

まあ、そういうことが、次々と起こります。
しかし、仕事の質は熱意に比例するので、
やはり前向きに、可能思考で、できる、と思ってやるしかありません。

バリューチェーン

 

改めて、インデップのバリューチェーン(価値をどうやって作っているか)は、

生地屋 + 工場 + インデップ + 小売(量販店)→ 消費者

このバリューチェーンの形態は変わりません。
インデップとしては、
このチームで、どれだけリーダーシップを発揮して、
より良いチームを組んで、
より多くの価値を創造していけるかです。

MDは、このバリューチェーンチームの司令塔です。

どうやって、このチームの価値の最大化を図るのか?

日々、可能性を追求しながらも、
目の前が真っ暗になりながらも、
決断し、行動していく、仕事だと思いますね。

そして、MDを支えるデザイナーやアシスタント次第でもあります。

挑戦できることは無限にあります。
楽しんでいきましょう。

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