おはようございます。
プロセスエコノミー。
商品そのものの価値だけでなく、
いろいろなプロセスに価値を見出し、ビジネスにするということ。
昔から、そういうものはあったと思いますが、
今や、プロセスの方が大きな価値をになっていたりします。
道後山登山
一昨日、何人かで道後山登山をしましたが、
登山の価値って、多くはプロセスです。
準備から、計画、道中、そして登頂、食事、下山、
全てのプロセスが面白く、楽しいものです。
先週は、北アルプスにも行きました。
あまりに登山が面白かったので、ネットで検索したりすると、
登山系ユーチューバー!
やっぱり時代ですね。
もう、動画で登山の擬似体験、できてしまいます。
最近では、TWICTH?
ゲーム実況専門の動画サイトが人気だったり。
あらゆるプロセスがネットによって、
より価値を生み出し始めている。
ドライブ マイ カー
昨日は、滝口竜介監督の「ドライブマイカー」を見に行きました。
(シネマモード2)
滝口監督の映画は、初めてでしたが、蓮実重彦の弟子筋の黒沢清監督の弟子に当たる人。
この映画が、今年のカンヌで脚本賞をとっていること。
村上春樹原作であることから、見てみようと思っていました。
3時間近い映画ですが、確かに脚本が練られていて、
長さを感じず見れました。
やや説明的な気はしますが、
(ジャームッシュなら、こんな説明くさいセリフは外すだろうな)
確かに村上春樹っぽさが随所に感じられました。
「他人を深く理解しようとするなら、まず自分を深く知る必要がある」
というようなことが一応のテーマ。
帰って、原作を探してすぐに再読してみました。
(そうしたくなる映画です)
なるほど、
村上春樹っぽい映画なのですが、原作にはない挿話がたくさんあり、
脚本の巧妙だなあっと。
そして、小説では表現できない映画的なものも詰まっていて、
映画作家の仕事も素晴らしいと思います。
車=ドライブのあらゆる描写が、心地よかったです。
(舞台は広島、瀬戸内海の海やプリンスホテル)
日本にも、見たくなる若い監督が出ていて楽しみですね!