おはようございます。
大阪の知り合いのS さんが、3年前に会社を上場させて、
やるなあSさんと思ってました。(金属加工)
しかし、上場って、生優しいものでなく、
どちらかというと大変厳しいものだと今では思います。
なぜか?
<上場とは>
上場するというのは、
自社の株を誰でも買ってもらえるようになるということ。
知らない人が、自社の株主になるわけ。
ただの支援者とかでなく、
この株券を買って、儲けたいと思う人が株主になる。
当然だけど、顔の見えない株主から
プレッシャーを受けて業績を伸ばさなければならない。
これは、しんどいですよ。
もう誰のために経営しているのかわからなくなる。
<S氏のプレッシャー>
当然、いいこともたくさんあります。
知名度が高まり商売がやりやすくなるとか、採用も容易になるとか
信用が高まるなど。
私が、上場したSさんから感じるのは、
やっぱり業績を何がなんでもあげて、会社を成長させなければならないという
プレッシャーです。
これ、決して悪いことじゃないと思いますが、
誰のために経営するのかが、ぶれないようにするのは大変です。
会ったこともなく、儲けたいだけの
株主のために必死で働かなければならないとしたら、つらい。
<インデップでは?>
ところで、インデップは、
働く従業員のため、その家族のため、
取引先様のため、消費者様のため、地域社会のため、などが
経営目的です。
非上場なので、
株主に対して、経営方針や計画を説明する必要はありません。
が、上場会社のようなプレッシャーが全くないことはありません。
私たちは、何がなんでもお客様に貢献しなければなりません。
またここで働く社員のために業績を伸ばさなければなりません。
このようなプレッシャーはもって当然です。
<新規事業に挑む(事業計画書)>
新しく、何かを始める場合にも、
事業計画書は、必須です。
そして、通常、銀行や投資家にプレゼンして、
投資や融資を引っ張れなければなりません。
それができないなら、新規事業は無理ですね。
私も、来期からパシバレシバ事業が、
新規スタートになりますので、
大きなプレッシャーを感じています。
この「事業計画書」は、既存事業でももちろん重要です。
インデップでは、
各ブランドが、それぞれ事業を行っていくので、
各MDが、少なくとも5年間の中期事業計画をたて、
社内に向けて、アピールし、共感・支援を得ていかなければなりません。
<共感・支援を得るブランド事業>
社内の事業計画は、上場企業が投資家から受ける
厳しいプレッシャーはありませんが、
甘くなりすぎてはいけません。
その計画で、本当にお客様や仲間に貢献できるのか?が問われるのです。
特に、MDは、当然結果責任を負います。
今後、ますます、
各ブランドが、それぞれ事業会社の体になっていきます。
MDは、社長のような存在です。
社長として、そのブランドをどのように育て、
どのように貢献していくのか、発信していく責任があります。
インデップが成長できるとしたら、
強いブランドが生まれ、伸びていく場合でしょう。
ブランドを作り、育てられる環境をみんなでつくっていきましょう。