感情価値

おはようございます。

世の中、顧客ビジネスから、ファンビジネスへ
移行していると言われたりしています。

その根底にあるのは、やはりインターネットであり、
インターネットが着々と構築しいる新しい社会インフラがそれを加速させています。

今では、情報、知識、アイデアは、
誰もが簡単にアクセスできるものになっているので、
そのようなものの価値が相対的に下がっています。

一方で、簡単にコピペできなかったり、
検索で手に入りにくいものの価値が相対的に高まっているそうです。

顧客ビジネス → ファンビジネス

という対比を別の面で考えてみると、

機能価値   → 感情価値

という風に捉えることもできそうです。
ファンは、感情価値に基づく存在ですね。
共感とか、好き、とかです。

Eコマースでいうと、
アマゾンのサービスは、機能的ですね。
機能価値、便利さ、スピード、品揃え、などの機能インフラを
とことん追求して世界一になっています。

機能価値で勝負できるのは、
資金力があり、シェア獲得を目指す大企業ですね。
顧客ビジネスは、大企業の戦略と言えます。

ファンビジネスは、ストーリーによって、共感を
作っていくスタイルで、どちらかというと、中小企業の戦略だと思います。

とは言っても、顧客ビジネスとファンビジネス、
はっきり分かれているわけではなく、
バランスをどのように考えるかが重要になりますね。

中国ECでは、ライブコマースが大流行りで、
毎日、ライブ配信をして、地道にファンを作っていくなど
すべきと言われます。
どのようにファンづくりができるかを考えなければなりません。

これからの時代は、
機能より、感情の価値が高まっていくという
予測をもって、挑戦していきましょう。

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