商品から売場へ

おはようございます。

アパレルショップの売場でよく言われることですが、
もっとも買われるのは、スタッフさんが着用している商品です。

なぜ買われるのか?

商品の価値が伝わるからですね。
服は、着られることで、価値を生みます。(=服は人をつくる)
着られることで、(=着こなされる)商品は一段、よく見えます。

新作の服を並べるという展示会より、
モデルさんが実際に着て、コーディネートで見せるファッションショーの方が、
圧倒的に服の価値が伝わります。

モデルさんが着て見せる、または芸能人が着て見せるというのが、
服のマーケティングとしては最上位かもしれません。
その次に、お店のスタッフさんが着て見せる。

その次に来る服の見せ方は何でしょうか?
それは、マネキンコーデでしょう。
マネキンディスプレイをした方が、ハンガーにかけて見せるより、
商品の価値は高くなります。なので、マネキンコーデの商品もよく売れます。

私がよくチェックするショップは、
マネキンのディスプレイにとてもこだわっていて、
①帽子、②バッグ、③ストール、④靴のコーディネートを揃えるようにしています。
少しでも、商品の価値が上がり、購入してもらうために、努力しているのです。

服の価値をしっかりと伝える努力をすることで、
売れ方はかなり違ってくると思います。

消費者に対しての価値の伝え方(=売場のつくり方)は、
イオンさんやクロスさんなんかも、相当に研究していますが、
インデップとしても、この「売場づくり」の研究がすごく重要だと思います。
そもそも展示室は、インデップの「売場の提案」のショールームです。

お客様が真似したくなる、スペシャルな売方の場にしていきましょう!

これからは商品を売るよりも、
売場提案を売る、が求められる時代になると思います。

インデップの売場提案が、毎シーズン楽しみだと言われるように、
研究していきましょう!

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