おはようございます。
あるドラマに、
子育てについての長セリフがありました。
共感したので、みなさんへも読んでみてほしいと思います。↓
10年後にはある程度の大変だった子育ては一段落し、
他のやりたかったことにも
専念できる日々を送っていることでしょう。
だけど、その頃にはもう、
私たちの腕の中には、膝の上には、
必死にシャツにしがみつきながら、
よじ登ってくる小さなあの子は、
いません。
どこまでもまとわりついて来て、
やることなすこと全部邪魔してくる小さなあの子は、
いません。
仕事で外回りに出る、暑い夏の日、ふと空を見上げた時、
あの頃、笑いながら一緒に走り回った芝生を、
ビショ濡れになって一緒に遊んだあの日の
青空を思い出して、
過ぎてしまった時間の愛おしさを知るでしょう。
汗の匂い、
ミルクの匂い、
こなごなになったクッキーのかす、
小さなぬいぐるみ、
泥だらけの靴下、
おしっこを失敗してしまったズボン、
カレーまみれのシャツ、
ママーッ!とあなたを探す声、
バタバタと走る足音
「おかえり!」と響く声
廊下を横切る小さな姿。
それは今の私たちの日常にあるものです。
だけど、その日常こそが特別なんです。
一生のうちの、たかが
数年間の出来事なんです。
その数年間に、過ぎ行く今に、
数え切れないほどの愛しさが、
死ぬまで忘れられない思い出が、
たくさん、たくさん散りばめられている。
私たちは、これから一生どこにいても、何があっても、
子を思い心配し、愛し続ける。
だけど、この腕の中で、膝の上で、
ママ!と見上げてくるあの子を、ぎゅっと抱きしめられる時間は、
とても、とても短い。
私たちは、親になって知ったはずです。
自分の命より大切な存在がこの世にあることを。
子供は未来に向かって羽ばたいていきます。
子を育てるということは、未来を育てるということなんです。